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常善寺からのひとこと

お二十日講

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常善寺だより

本日はお二十日講がございました。お二十日講とは常善寺にて永代経や報恩講などの大きな行事がない月の二十日に行っているお講でございます。(二十日が土・日曜日の場合には日にちを変更することがございます。)私が生まれるより前から行われております。
ご門徒の方々が朝早くから饂飩のお斎の準備をしている音、本堂でご法話をしている説教師の独特な語り口。そのお話にうなずき、笑っているご門徒の姿を子どもの頃から見ておりました。昭和、平成時代の夏の暑い日に、うちわで仰ぎながら、ラムネを飲みながら本堂に集まっておりました情景は大変懐かしいものです。二十日に「お」をつけて「おはつかこう」と呼ばれることにも昔から大切にしてきた行事であることがうかがえます。
今では仏法もインターネットを通してお聴聞できる時代でございます。しかしながら「おお、ようきたの」と互いに話しながら本堂に集まり、お聴聞し、膝をつき合わせながら饂飩を頂くひと時もありがたいものではないでしょうか。

昔とは違い、今の常善寺の本堂・広間には冷暖房が完備されております。少しでも興味がございます門徒様はお気軽に参加していただけたら幸いでございます。

装飾
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